地方でこそこどもたちの「生きる力」が育める
夏休みを迎え、「こどもーる」ではこどもたちがいろいろな体験を通して「生きる力」を身につけるプログラムを行います。
http://www.codomall.com/news/2014/07/post-21.html
その中で、県北・延岡の自然の中でこどもたちの「生きる力」を育むプログラム「自然体験&学びプログラム」は、地方でこそ大事なことが学べるということをよく表していると思います。
このプログラムは、「こどもーる」が、NPO法人ひむか感動体験ワールド(ノベ☆スタ)(理事長:高橋勝栄氏)のご協力をいただいて行いますが、全国トップクラスの水質を誇る日豊海岸と五ヶ瀬川を舞台に行われます。
海でのシュノーケリングや「川流れ」を体験し、また生き物観察を通じて生態系についても学びますが、それに加えて、危険な箇所はどこか、安全な箇所はどこか、危なくなったときにはどうすれば良いか、安全に楽しく遊ぶために何を気を付けるべきか、なども学びます。
危険なことから目をそむけるのではなく、危険なこととは何がどう危険なのか、危険な目に遭ってしまったときはどうするか、だから安全に遊ぶためにはどうすれば良いか、などを学んでもらいます。
これこそが「生きる力」だと思います。
こどもが成長していく中で、いつまでも大人がこどもを守り続けることはできません。
守るのではなく、ピンチのときにそれを乗り越える力を育むための環境・機会を提供してあげること、そしてこどもがピンチに陥らないようにこどもに成り代わってピンチの芽を摘むのではなく、ピンチのときはグッと辛抱してこどもの力を信じてジッと見守ること、実はそれが親の役目ではないかと思います。
自然の中で、親子共に、このような経験をすることが大事だと思います。
そして、このような経験は都会ではできません。豊かな自然が残っている地方だからこそできるのです。
地方にはそのような大事な役割があり、そして今その役割を実際に果たせるような仕掛け・仕組みをつくることが必要だと思います。
神話のふるさと・宮崎県北で、親子共に成長していただくことが、「天の岩戸開き」、日本の夜明けになると思います。
皆様ぜひご参加下さい。(下記の写真をクリックすると概要がおわかりいただけます。)
読谷山 洋司
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