代表者の信条

2017/09/09

日本の再生は「自信と誇り」から始まる

 かつて国連コンサルタントの仕事をしていたとき、私は改めて日本の素晴らしさを再認識しました。
 例えば行政分野では、きめ細かな公的福祉サービス(巡回入浴サービスは“Bath in the bus!”と驚かれます)、全国どこの学校でも同水準の教科書で授業が行われていること、救急車が無料(ロサンゼルスやニューヨークでは1回5~6万円かかると言われています)、広報誌の各世帯配布、消費税率や人口当たりの公務員数が先進国中最少であること、などです。
 また産業面でも、環境エネルギー関連技術を含め、日本はまだまだ多くの分野で強い国際競争力を持っています。大震災後の日本人の行動が海外から賞賛されたこともご承知のとおりです。
 日本は決して欠点だらけの国ではありません。同じように、私たちのふるさとも、私達一人一人も、決して欠点だらけではなく、素晴らしいところ、強みなどがたくさんあるはずです。そもそも欠点のない国、まち、人なんて存在しません。
 これまで私たちは、ともすれば、自分の国や、自分のふるさと、また自分自身について、「ここがダメだ」「あれもできない」などと、悪いところばかりを見てきたと思います。その結果、自分の国にも、自分のふるさとにも、自分自身にも誇りが持てず、未来に希望が持てない国になってしまっています。
 この現状を変えるためには、これまで私たちが祖先から受け継いできた大切なものを見つめ直し、自分や、自分のふるさとや、自分の国の優れたところや強みをもう一度評価し、それらを力強く伸ばしていく政策が必要です。
 特に、地方が栄えてこそ日本が栄えるわけですので、日本のふるさと・宮崎県を力強く再生していくことは、日本全体の再生にとって極めて重要です。
 努力が必ず実を結ぶと信じ、明日への希望を持って、私たちがいきいきと生活できる社会を作ることに貢献することが私の使命、「自信と誇り」から日本の再生が始まると、私は考えています。

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