3月1日「商店街いいとこさがしby学芸大」開催!

2013/02/28

投稿第1号は、いきなり長い文章になってしまいますが、私達が主催するイベント「商店街いいとこさがしby学芸大」のお知らせです。

私達が現在目指している「こどもが遊びを通じて大切なことを学ぶ場」づくりに対して、これまで親身のご指導、ご支援をいただいている東京学芸大こども未来研究所の理事の鉄矢悦朗先生が、「デザイン文化研修」のために、11名の学生さん達を連れて延岡に来られます。

延岡は、豊かな自然・文化・歴史と、豊かな自然の中で育まれた農林水産業、そして世界最先端のものづくり産業との調和がとれた、全国でもユニークなまちです。

この延岡に東京学芸大学の環境・プロダクトデザイン研究室の皆さんが来られるのは、実はとてもしっくりくることだと思います。

延岡滞在中、水質九州一の海を持つ北浦町の北浦小学校で図工の特別授業を行ったり、同町内で地元の九州保健福祉大学の安原青兒教授(延岡市の児童環境づくり推進懇談会会長も務めておられるとともに、「のべおか子どもセンター事業」に長年携わっておられます。)や市内の保育関係者の方々にもご参加いただいて研究交流会も行います。

その上、せっかくデザインを勉強されている学生さん達ですので、ぜひまちづくりの提案もしていただこうと、下記のとおり、地元の中・高・大学生の案内による駅前商店街タウンウォッチング&シンポジウムも行うことになりました。

このたびの国の補正予算でもいわゆる「域学連携」が強力に推進されるなど、地域振興における大学の役割は近年益々重要となっています。

こうした中、東京の学生がそのみずみずしい感性で、子どもたちにものづくりの楽しさを教えてくれたり、まちのデザインのあり方にを市民に提案をしてくれることは、非常に大きな意義があると考えています。

また、「東京ガールズコレクション」開催が目前に迫り、市外から来る若者に延岡の良さをいかにアピールしていくかが大きなテーマとなっている現在、今回の来延は私達に今後に向けた多くの示唆を与えてくれるものと考えています。

また学生さん達は、今回の滞在を通じて、固定されそうな教育概念を自ら再考するとともに、それにより人間力をさらに高めてもらうことができると思います。

前置きが長くなってしまいましたが、以下が3月1日開催のシンポジウムのお知らせです。

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かつて延岡に活気があふれていた頃、延岡駅前商店街は私たち延岡市民にとってキラキラ輝くあこがれの場所でした。そのような延岡市民の心の拠り所である駅前商店街の再生を市民は心から願っています。

また駅前商店街は「まちの顔」です。市外から来た人にとって延岡が魅力的なまちとして映るかどうかは、「まちの顔」にかかっています。しかもそこが若い人たちにとって魅力的かどうかという点は極めて重要です。

そこで、このたびデザイン文化研修のため来延する東京学芸大学環境・プロダクトデザイン研究室の鉄矢悦朗准教授及び学生12名による商店街ウォッチングを実施するとともに、そのみずみずしい感性で今後に向けた提言をしてもらうシンポジウム「商店街いいとこさがしby学芸大」を下記の通り開催します。

皆様、奮ってご参加ください。

 

【日時】3月1日(金)午後6:30から

 

【場所】岡富コミュニティセンター大会議室(ココレッタ2F TEL:0982-26-7588

【シンポジウム「商店街いいとこさがしby学芸大」プログラム】※入場無料です

○  東京学芸大学鉄矢悦朗准教授及び同大学環境・プロダクトデザイン研究室の学生12名による「いいとこさがし」の発表、今後に向けた提案

○ 幸町商店街振興組合内田憲児理事長による講演(これまでの取組みと今後の方針について)

○  九州保健福祉大学山内利秋准教授及び延岡市幹部からのコメント

など

 

【鉄矢悦朗(てつやえつろう)准教授の略歴】

1963年生まれ。東京芸術大学建築学科・同大学院卒。大学在学中デンマーク王立美術院留学。「都市と建築の再生」「市民参加のまちづくり」等の研究や全国各地のまちづくりに貢献、前野まさる氏らと立ち上げた「まちなみまちづくり倶楽部」代表。NPO法人「調布まちづくりの会」、東京学芸大こども未来研究所の理事等も務める。

 

【主催】ひむか地域振興研究会 読谷山(よみやま)、泰田、今井 Tel:0982-27-5509

【協力】延岡市、えきまえ商店街活性化協議会