武士道の精神に学ぶ
3月9日、内藤記念館においての延岡史談会主催講演会に行ってきました。
全日本剣道連盟居合道教士7段、夢想神伝流居合道延岡錬心会会長の黒木山雄講師の、波乱に満ちた人生と、非常識を常識に変えてきた自らの会社経営から得た貴重なお話を聞かせて頂き、これから会社経営に携わる私にとって、有難く有意義な時間となりました。
どんな講演会でもそうですが、それぞれ参加者にとって必要なことが心に響いたり、引っかかったりすると思っています。同じ講演内容でもそれぞれ受け取る側の都合で変わるものだと思っています。
私の心に響いたのは、
「非常識を常識に変える」「不可能を可能にする」「会社経営に参考書はない」
中でも、「豪者の剣に引かず」(どんなに強くて大きい相手でも相手から駄目と言われても絶対引かない)という、もう駄目だという自らの一番苦しい時に、一歩も引かずに何度も何度も行動し続け、とうとう大きな大きな壁に穴を開けた体験談は、私自身の経験とも重なり、とても感動しました。
やはり、剣の道・武士道というのは、会社経営や人生についても学ぶことが多いと思い、日本という国に生まれたことを本当に有難く思うとともに、このような日本の文化は、伝えていくことが大事だと改めて思いました。
講演の後、静思庵(同記念館庭園内)をバックに日本庭園で黒木講師が居合道をお披露目下さいました。初めて真剣でのまさに一刀両断を間近に見た私は、凛とした姿勢と空気まで変わるその想いに圧倒され、これからの人生にまた大事な教訓を頂けたように気持ちが清々しくなりました。
ちなみに、私たちの代表・読谷山洋司も多少剣の心得があるようですが、この切り口を見ただけでも、黒木氏の剣の腕前がいかに優れているかがわかると感銘を受けていました。
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